去年の年末から、企画として始まった
”みんなで創る美容液”ですが、
数百名の集まっていただいた方々と情報を共有し、
配合成分から外観に至るまで
みんなで一つの美容液を創る、ということをコンセプトに創り上げてきました。
ネーミングは”こすめまにあプラス”
外観はこんな感じで仕上がりました。
わたし自身、化粧品に関しては、いろいろ勉強したりしてきたこともあって
知識はないわけではありませんでしたが、
作る側のことに関して意識を向けたことはあまりありませんでした。
化粧品を1からつくっていくには、
相当な数を作る必要があるんですね。
容器にしても、内容成分にしても、、、。
初めて知りました(笑)
最初はどの業者さんにお願いしようかな〜?なんて
何も知らないことをいいことに、
ウキウキで探していたのですが
電話で問い合わせしてみるごとに、
数万個単位での作成が条件として出されることが多くて
血の気が引いたのを覚えています(笑)
そこで諦めずにいくつかあたり、
お願いして作っていただけるところを見つけることができました。
最初はこの企画にここまで賛同していただける方がいてくれると想像もしておらず、
100個だけの作成予定を立てていたので
100個でまともに話をしていただける業者さんは本当に数少なく。
まあでも、仕方ないことなのは理解できました。(笑)
相手の業者さんってのは企業である以上、
数が少ない個人相手に時間をとってられないっていうのが
実際のところなのかもしれません。
対応していただけるところを見つけてからは
さらに化粧品について勉強していきました。
せっかく作るなら良いものを作りたい!と思いますからね、やっぱり。
こだわったのはわたしが激推ししているアンチエイジングの助っ人的な成分。
ビタミンC誘導体とフラーレン配合という点。
フラーレンは酸化老化を防ぐ成分として
ノーベル賞受賞成分でもあり、注目されている成分ですが
わたしがいつもお話している通り、
ビタミンC誘導体も老化を感じ始めた肌にはとても効果的な成分です。
それぞれを主体にした美容液はたくさんありますが、
このビタミンC誘導体とフラーレンを合わせることによって
お互いの成分の効果をより高めることができる、ということを知りました。
これはやるしかない!!
ですよね。
ビタミンCも肌に良いとされていて有名な成分ではありますが、
肌の代わりにビタミンCが酸化される、
要は、肌の身代わりとなってくれる、という効果が主なので
即効性はあるけれど、ビタミンC自体が酸化されてしまえば抗酸化、とは言えない・・。
抗酸化力の高いビタミンCやEですが、
即効性には長けるものの、
持続力には欠けている、というのが実情です。
ビタミンC誘導体と一緒にフラーレンが配合されていると、
フラーレンが活性酸素を吸着。
よって、酸化しやすいビタミンCは、存在する活性酸素に邪魔されることなく
クリアな状態で肌に届く、という素晴らしいメリットがあります。
さらにフラーレンは、活性酸素を吸着してもしばらく力が弱りません。
ビタミンC誘導体とフラーレンの組み合わせは
他に真似できない強力なタッグであることは間違いないです。
化粧品業界はクローズドの世界であるということを
以前お話しし、たくさんの方からメッセージをいただきました。
いかにも肌に入っていくように感じさせるために
揮発性の成分を多く配合されていたり、
”値段は安いけれど濃厚”のイメージを植え付けるために
増粘剤を多く配合したり。
実際、そのような美容液って多いです。
今回出来上がった”こすめまにあ+”では、
さらっとした美容液に仕上がりました。
香料も配合しておらず、
着色もありません。
もしかしたら、最近の化粧品に多いような
”濃厚イメージ”の美容液からすれば
物足りなさを感じさせてしまうものになってしまうのかもしれません。
肌の感触の好き嫌いもあるので、
さらっとしてる美容液が嫌い、という方は
満足していただけるか疑問なので、
決して手に取らないでください。
わたしと今回の企画に賛同いただいた方との共同制作。
こすめまにあ+の全配合成分と各成分の主な特性はこちらです。
興味を持っていただけたら、
ぜひチェックしてみてください^^
水
グリセリン
多価アルコール。温潤、保湿性のため配合されます。
アスコルビルグルコシド
ビタミンC誘導体。
BG
多価アルコール。温潤、抗菌性適正有、低刺激・低毒性・保湿剤です。
3−O -エチルアスコルビン酸
ビタミンC誘導体。
安定性と高いメラニン抑制効果を両立させた新しい原料です。
PVP
フラーレンの安定化剤です。
アセチルグルコサミン
N-アセチルグルコサミンのこと。
ヒアルロン酸の構成成分の一つで体内でヒアルロン酸に合成されます。
カニナバラ果実エキス
バラ科植物ノバラの果実から抽出されたエキスです。
成分としてはビタミンCなどを含んでいます。
カプリル酸グリセリル
天然由来の防腐剤です。
カワラヨモギ花エキス
天然由来の防腐剤です。
チョウジエキス
天然由来の防腐剤です。
クエン酸
有機酸。pH調整・酸化防止・収斂性有
クエン酸Na
有機酸塩。pH調整、抗酸化作用。
シロクラゲ多糖体
シロキクラゲは世界三大美女の楊貴妃が美容維持のために食したと言われています。
中国では現在でも美肌の高級食材として珍重されています。
ヒアルロン酸よりも保湿性が高く、さらっとした食感を付与し、
柔らかい肌を形成するためつっぱりません。
セラミド2
ヒト皮膚に存在するセラミドと同じ構造を持つ。
皮膚バリア機能の強化、保湿作用。
セラミド3
ヒト皮膚に存在するセラミドと同じ構造を持つ。
皮膚バリア機能の強化、保湿作用。
セラミド6Ⅱ
ヒト皮膚に存在するセラミドと同じ構造を持つ。
皮膚バリア機能の強化、保湿作用。
ダイズステロール
ダイズから得られるステロールです。
ビルベリー葉エキス
癒し系アミノ酸GABAを産生する酵素GADの皮膚への増加を促し、
繊維芽細胞増殖作用やヒアルロン酸産生促進作用、グルタチオン産生促進作用
など抗老化効果が期待されます。
また、ヒスタミン遊離抑制作用により、抗炎症、抗アレルギー作用が認められます。
フラーレン
ノーベル賞受賞成分。
炭素原子60個がサッカーボール状の構造をした物質。
高い抗酸化力があり、抗シワ、美白効果が期待できます。
プラセンタエキス
ブタの胎盤を起源とした水溶性エキス。
細胞賦活剤、美白作用があります。
リン酸アスコルビルMg
安定化ビタミンC。
美白剤、皮脂過酸化抑制剤、シワ防止剤。
ローヤルゼリーエキス
血流促進、創傷治癒、皮膚弾力改善、保湿作用。
水酸化K
中和剤。pH調整、表皮軟化作用。
水添レシチン
ダイズから得られる天然の界面活性剤。
入荷、可溶化、エモリエント、保湿性良好。
水溶性プロテオグリカン
サケ鼻軟骨由来のプロテオグリカンを1%含有する溶液。
プロテオグリカンとは、コアタナパク室にコンドロイチン硫酸などが結合した糖タンパク。
細胞外マトリックスの主要構成成分の1つで
皮膚や軟骨など体内にくまなく分布しています。
ヒアルロン酸産生促進、肌荒れ改善作用だけでなく、
表皮細胞増殖促進作用があります。
乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液
セイヨウナシ果汁を乳酸菌で発酵させた発酵代謝物にBGを加えて得られるエキス。
ターンオーバー促進・シワ改善・皮膚弾力改善・保湿作用があります。
乳酸桿菌/ブドウ果汁発酵液
保湿効果があります。
このような配合成分となりました。
今回のスタート販売は、
100個限定販売となります。
商品が出来上がり次第、メルマガの方で詳細を送らせていただきます。
興味のある方はこちらからご登録ください。
http://cosme-review.com/url/lnk/ccosme/
今後は定期販売などもしていきますので
また決まり次第、ブログでもお伝えしていきます。
長くなってしまいましたが・・
なにか質問などあれば、お気軽にどうぞ!
コメントからもOKですし、
直メールでもOKです!!
chika@cosme-review.com
はじめまして!
1から美容液を作られたというのをよんで、本当に凄い行動力だなと驚きました。
まさに熱意があってこそのことだと思います。
また応援しに訪問いたしますね☆