化粧品の配合成分。
気にせず買って使っている人って多いと思います。
パッケージには、よさげなことが書いてあったり、
例えば「○○配合!!」とか
いかにもたくさん入ってますよと言わんばかり。
この化粧品の成分を調べたわけじゃないから
例に上げるのはあれかもしれないけれど^^;
こうやって書いてあったら
おお~いっぱい入ってそう!って思いますよね。
そう思ってしまうのが人間の性(笑。
でも冷静に考えてみれば、例えば1%の配合でも、
○○配合!って言われても間違いではないわけで。
言葉って難しいね!(◞‸◟)
ただ、売る側目線で考えてみればね。
それも売る戦術ってことか・・・
まぁ仕方がないのかとも思えなくもない。
ってことはですよ!!
知っておくしか術はないってこと。
宣伝文句に乗せられない知識を。
つい先日、お友達と
化粧品の配合成分について話していたんだけど(笑
そんなん知らんかった~!!って驚かれたことがあったので
これはここでも書かなきゃ!と思ったところでした。
今日は化粧品の配合成分、その表示の見方をお話したいと思います!!
意外と知られていない化粧品の成分表示方法
化粧品の成分表示は、配合量の多いものから書かれています。
ちょっと例を出してみると。
水、BG、ペンチレングリコール、
PCA-Na、サンザシエキス、
タイソウエキス、グレープフルーツエキス、
リンゴエキス、オレンジ果汁、
ライム果汁、レモン果汁、
クエン酸Na、クエン酸
PCA-Na、サンザシエキス、
タイソウエキス、グレープフルーツエキス、
リンゴエキス、オレンジ果汁、
ライム果汁、レモン果汁、
クエン酸Na、クエン酸
これは、とある化粧水の成分表示。
化粧水だから水が多いのは当然なんだけど、
次のBGという表示。
これは水分を吸収してつかむタイプの保湿成分。
保湿としての目的として使うなら、
若干弱い。
次のペンチレングリコール。
これは防腐剤の量を少なくするために配合される成分で、
殺菌力に優れたもの。
次のPCA-NAは
NMFと言う、もともと肌にある天然保湿因子の一種。
保湿成分です。
あとは収れん効果や美白効果のあるもの、
保湿効果のある成分が含まれています。
こうやってみていくと面白いでしょ?^^
この化粧水は、
肌を柔らかくする化粧水として売られています。
拭き取り化粧水ですね。
このようにみていくことができると、
保湿に優れたものが使いたいなら
保湿成分が上の方にあるものを選べるようになる。
配合と書かれていても、
その成分が上の方になければ
効果は薄いという見方ができるようになります。
気にならない?「その他の成分」
最後にまとめて「その他の成分」と書かれているものがあります。怪しいと思いませんか?^^;
でも実はこれって。
ちゃんとしてるから心配しなくても大丈夫。
医薬部外品ってありますよね。
ご存知のとおり、
医薬品と化粧品の間のものを言います。
この医薬部外品。
これは厚生労働大臣が効果を認定したものでないと名乗れません。
そしてこの医薬部外品認定を受けたものしか
「その他」の成分と記載できない決まりがあるので
怪しいものは入ってないのでご安心を(笑
化粧品を買うとき、
広告やパッケージの言葉に魅せられて買うんじゃなくて
ちゃんと中身を知ることも、
今の肌を改善するために必要なことです。
いちいち成分なんて確認できないと思うので
例えば美白成分○○配合!って書かれているものであれば
その○○がどの位置に表示されているか。
これを見るだけでも
ずいぶん化粧品を選ぶ目が養われると思います。
あとは今の肌に必要な成分を見極めて
あなたに合った、化粧品を探してみてください^^
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