抗酸化は随分前から耳にすることがありますが、
抗糖化という言葉も聞くようになりました。
簡単に言えば
酸化はサビ。
糖化は焦げのこと。
なんでも焼くと焦げ目がつくのと同じで
細胞が茶色く焦げるというものです。
おこげは美味しかったりしますが、
細胞が焦げるというと恐怖でしかありません。
方程式は
「 糖 + タンパク質 + 体温 = 焦げ 」
糖化が進むとどうなるかといえば、
細胞が硬くなってもろくなり、本来あるべき機能が低下します。
肌で言えば、透明感がなくなり、くすむ。
これが代表的な糖化が作り出す肌悩み。
その他には肌のたるみ、乾燥などの原因にもなると言われています。
若い女子であればあるほど肌が「つるすべ」なのは
糖化が起きていないから、とも言われているほどです。
糖化したら元には戻らない
さっき食パンでお話しましたが、焦げた食パンは、焼く前だったふわふわの状態に戻ることはありません。
これと同じで糖化した細胞は、元に戻ることはありません。
食パンであれば食べれないほど真っ黒になれば、
消臭アイテムとして使うか処分するかしかありませんが
肌の細胞はといえば、なくしたいからと言ってなくせるものではありません。
そしてこれが、名前だけは魅力的な「活性酸素」を発生させます。
活性酸素が肌に与える悪影響はこちらから
活性酸素も老化の原因になっています。
ほとんどの病気の原因とも言われています。
糖化をできるだけ防ぐことができれば
体内の活性酸素も減らすことができるってわけです。
糖化を防ぐことは、健康にも美容にも良いことしかありません。
糖化に気を付けよう。
この記事を読んでそう思って頂ければ嬉しいです。
で、ですよ。
さっきの方程式を見てみましょう。
「 糖 + タンパク質 + 体温 = 焦げ 」
この方程式のなかの
糖、
タンパク質、
体温。
この3つが合わさることで糖化が起こるわけですが、
タンパク質、体温共に、必要不可欠なものであり、欠くことはできません。
タンパク質はご存知のとおり、
生物すべての生命現象を担う基本的な物質。
タンパク質の不足で起こる現象としては
:髪の毛が痛む
:筋肉が減る
:肌荒れが起きる
:ハリがなくなる
:免疫が低下する
:集中力が衰える
などなどあります。
よってタンパク質を欠くことは、よくありません。
この中で「糖」だけが、減らすことができるものであるということです。
糖ってなに?
糖は「糖質」なんて言われたりしますが、漢字で見れば、甘いものが糖質、と思われがちです。
糖質源は、砂糖とでんぷん。
でんぷんとは、穀類や芋類です。
よく聞く、「炭水化物の摂り過ぎ」という言葉は
「糖質の摂り過ぎ」と同意であるということをしっかり覚えておきましょう。
糖質を控えることで糖化を防ぐことができる。
糖質も大切な栄養素ではあるので、ゼロにしようとは言いませんが、
摂り過ぎには注意する必要がありそうですね。
わたしも体型改善に向けて
糖質制限をしています。
いつかこの場でお腹が披露できる日が来ることを
楽しみにしていてください(笑)
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